美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連15
いよいよ帰国の日です。
本当に今日は誰も付いてきてくれません。勿論一人でタクシーを呼び、
飛行場迄行かないといけません。
11時30分の飛行機なので10時にホテルを出発すると良いのですが、
8時過ぎにホテルを出発します。
飛行場に着き、早速検疫カードの記入をします。
時間が余ったので、ロビー内をうろうろしていると、取引先の銀さんが
「イェシャお早うございます。約束の紹興酒とお菓子を買ってきました。」
といって近づいてきました。
お土産を頂き、お礼を言ってお別れです。

お別れの前に、銀さんが手荷物検査のアドバイスをしてくれました。
数ヶ月前に、中国国内の飛行機で空中爆発があったそうです。
なんでも、手荷物のジュースの瓶に入れたガソリンを持ち込み、乗客を道連
れに自爆したそうです。それ以来、液体は手荷物としては持ち込めないそう
です。
そんな大事件なら日本にも報道されて良いはずなのに、報道されていないと
思います。

ヤバヤバ!もらった紹興酒は荷物として預けることにしました。

検疫コーナーを通過して、出国カードを記入し、手荷物検査をしていよいよ
搭乗を待つことにします。

・・・やっと、けんおじが待つ日本へ帰れます。
中国でお世話になった、金・銀・銅・錫・鉛・鉄さんありがとうございまし
た。

謝謝、再会。。。


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美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連14
ホテルの部屋へ戻り、帰国の準備も終わりました。
最後に明日のホテルの支払いのため、中国元の確認をします。

中国新紙幣

・・・「あれ?」、イェシャは新発見をします。以前けんおじに見せてもらった中国紙幣と違います。
たしか以前は、各紙幣毎に中国に属する民族(漢族、満族、朝鮮族、ミャオ族、・・・)の絵が刷ってあったはずです。
今日交換した紙幣には、彼らの絵がありません。
刷ってあるのは、毛沢東のみです。
多分中国政府としては、多民族融合政策が完了したと考えているのでしょう。

そう言えば、満族の人も自民族の言葉や文字を使える人が少なくなり、中国漢族に同化してきていると以前けんおじに聞いたような気がします。例外的に朝鮮族等は、まだまだ自民族の言葉や文字を理解しているようです。
ほぼ単一民族国家の日本人にとっては、なかなか理解しづらい分野です。


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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連13
鉄さんとは今日が最後なので、この数日間鉄さんが立て替えてくれていたお金の精算をします。イェシャは中国元はほとんど持っていませんので、鉄さんへは円で精算することにします。
考えてみれば、最初のホテルの精算で円で支払い、お釣りを中国元でもらっただけです。
明日のホテルの精算は、最初のホテルとちがって安ホテルなので、日本円での精算は出来ないはずです。元を持っておく必要があります。
8時頃にレストランを出て、鉄さんと一緒に両替に行くことにします。ただ、銀行は閉まっているので、近くにある立派なホテルで両替をすることにしました。
2万円を交換すれば十分なのですが、万一のことを考えて3万円を交換してもらうことにしました。それに今後元高になるので、持って帰っても損にはなりません。

ホテルの両替担当のお兄さんが流暢な日本語でテキパキと両替をしてくれます。イェシャは、やっぱ高級ホテルはサービスが良い、と思いました。
イェシャは、レートの確認のために、領収を頂戴とお兄さんへ言います。
お兄さんは、部屋番号を教えて下さいといいます。ホテルのお客さんのみのサービス?
横で聞いていた鉄さんが、俄然、中国語でお兄さんへまくし立てはじめました。
多分、いろんなことを言っているのだと思います。
一段落終わり、鉄さんが携帯電話をかけ始めます。一喋りして通話中の電話をお兄さんへ差し出します。お兄さんは電話を受け取り話し出しますが、それまで険しかった顔が緩み、目上の人と話しているようです。

両替は無事終わりました。
なんでも、鉄さんの友人がこのホテルの部長で、彼との交渉でOKになったようです。鉄さんがホテルのお兄さんへ言っても信用しなかったので、直接電話に出てもらったようです。なんだか中国的で強引、とイェシャは思いましたが、・・・。これも中国です。

そう言えば、けんおじからも似たようなことを聞いたのを思い出しました。
けんおじが、中国青島のビール工場を仲間と一緒に見学しようとしていたら、直前になって今日の見学は出来ないと連絡があったそうです。詳しく話を聞いてみると、中国共産党関係者が工場に来ることになり、一般人を閉め出したそうです。

この様にして、大連最後の夜は過ぎていきました。
最後に鉄さんにお礼を言って、ホテルでお別れをしました。



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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連12
建設労働者

日も暮れてきたので、ゆっくりとホテルに戻りはじめると、黄色の安全帽を被った一団がこちらに来ています。多分宿泊している隣にある大型ホテルを建設している労働者達です。日本にもこういう時代があったとイェシャは思いだし、「一日の労働、ご苦労様です。」と心の中で呟きました。

午後7時位に鉄さんが来てくれ、中国最後の夕食にします。
「面白いレストランがあるから、そこへ行きましょう。」と鉄さんが言います。
名前は「百姓村」です。
何でも、約40年前の文化大革命当時の田舎の「飲み屋さん」がコンセプトだとか、・・・

毛語録

毛ポスター

田舎の売店

店内に入って驚きです!!!
我が、偉大なる首領様「毛沢東」同士の檄文と、畏れ多くもかしこくも
「毛同士」のお写真がうやうやしく飾ってあります。
イェシャは嬉しくなり、「アイゴー、アイゴー」と涙を流してひれ伏します。
北京天安門広場ならいざ知らず、北京から500kmも離れた田舎都市大連
に、この様な畏れ多いお写真があるとは!!!
さすが、大連の田舎でも、当時のいわゆる文化人や学生の過ちを正しく導い
ていただいた「毛同士」のご指導を忘れていないようです。多分、首都北京
では、この様なことは当然のことであり、この様なレストランも流行らない
とイェシャは考えました。
もちろん、当時日本社会党の先生方が中国に行かれ、「中国には蝿一匹もい
ない清潔な街だ。」と言われたように、店内は非常に清潔にできています。
けんおじも高校生時代に、赤いカバーの「毛語録」を読んでいたと聞きまし
たので、帰国したら早速報告することにします。

何はともあれ、先ずビールを注文すると、お茶碗とビールがでてきます。
昔の中国の服装をした店の人が。「ここは、40年前の田舎店なので、コッ
プなんかありません。お茶碗で飲んで下さい。」と言って茶碗を置いていき
ました。
おしっこをしたくなり、トイレを探すと「茅?所」と書いてあります。鉄さ
んに聞くと、昔の田舎の日本の「糞貯めトイレ」と言う意味のようです。
トイレに行く途中には、懐かしい「共産党壁新聞」もあるようです。


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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連11
午後1時頃に大連へ戻ってきました。
鉄さんが、大連へ戻ったら電話するように言ってくれていましたので、電話をします。
鉄さんが勤めている事務所は、大連の金融街にあります。
「イェシャ行ってきましたか?今午前の仕事を片づけてきたので、お昼ご飯にしましょ。」と近くのレストランへ行くことにします。

水餃子

料理は、満族風の中華料理だそうです。日本語を喋れる鉄さんが一緒にいるので、イェシャは安心します。午前中の緊張がとけて、安心して大連ビールを美味しく飲みました。
料理も美味しいですが、ここ数日食べ過ぎなので、ホンの気持ち少な目で、水餃子と野菜中心の料理を食べました。

建設現場

鉄さんは、いったん仕事に戻り、夜に又ホテルに来てくれます。
ホテルの部屋に戻り、ボーとしながらカーテンを開けると、眼下に大型ホテル建設のための基礎工事をしている大勢の人がいます。
・・・でも、このままでは時間の無駄です。イェシャは夜まで一人で大連市内をぶらぶらすることにします。

大連駅

先ず上野駅、もとい大連駅です。本当に上野駅とそっくりです。
さらに金融街近くの旧日本が建設した建物群を外から眺めます。そばに行くと、建物にプレートが張り付けてあります。
内容は、日本の企業が戦前に建てた史跡と書いてあります。

大連ロータリー

建物プレート

大連には観光施設が少なく、有名な祭りと言えば、「アカシア祭り」位です。大連市長の方針で旧建築を残して日本人観光客を呼ぶためのようです。



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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 12:47 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連10
早速、金州駅の写真を撮り、事前にもらっていた概略の地図でけんおじの母の家を探しはじめます。

駅横

たしか、金州駅に向かって左側を線路沿いに一寸歩いたところに味噌工場がありその斜め前に家があるはずです。
見当をつけてその場所へ行ってみました。

家跡

・・・でも、その場所は大きな道になり、跡形もありません。
残念ですが、取りあえず写真を撮り引き返すことにしました。
戦後60年が経っています。中国も猛スピードで変わってきています。なくて当たり前だったのかもしれません。

駅前の建物

イェシャも一抹の淋しさを感じながら金州駅まで戻ることにしました。駅周辺でもとりあえず戦前の旧館の写真を撮り、けんおじのお母さんへ報告することにします。
気を取り直して、大連へ戻ることにします。

金州市街一望

戻る途中の高台で、運転手の錫さんが気を利かせてくれ、金州市街地を望むことが出来ました。



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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 10:46 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連9
タクシーの運転手さんの名前は錫さんです。錫さんとは、筆談で済ますことにします。
何でも、昨日タクシーが汚れたので、綺麗にして出発するので、先ず洗車をするそうです。

洗車

洗車場へいきます。4人がかりで洗車してくれます。30分位かかりました。

そのうちイェシャはオシッコがしたくなり、錫さんにゼスチャーでトイレを教えてもらいます。

トイレ

ぅお〜!以前うわさに聞いた昔の中国式のトイレです。
左手が小便用で、奥をベニヤで隠しているところが大便用です。
イェシャは感動して、写真を撮ります。

洗車が終わり、一路金州です。高速に乗り約30分位で届きました。
金州は経済特区になっており、かなりの日本企業が進出しています。でも旧市街の金州駅付近は特区ではないので、まだ昔の面影があるようです。

金州駅

そのかわり、かなり汚くなっています。
たぶん、けんおじの母がいた頃は綺麗な町だっただろうと想像します。



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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 13:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連8
いよいよ本日は、けんおじから依頼された、公私混同のミッションです。
金州へ行き、けんおじの母が住んでいたところを写真に撮ってくることにし
ます。

イェシャはけんおじから、けんおじの母のことを聞いていました。
概略、次のような感じです。


けんおじの母は、3才のころ父の仕事の関係で満州テツレイに久留米から
転居します。
その後、金州に転勤し、さらに大連へ移ります。
その父は大連でそれまでの職を辞し、再就職先で徴兵を受け、戦病死しま
す。
残されたけんおじの母は、母親と一緒に金州に戻り、終戦を迎えて数年後
に京都舞鶴経由で帰国したそうです。


と言うわけで、金州の写真がほしいと言うことです。

さらに、けんおじが言うには、けんおじの母達が金州を去るに当たり、
仲の良かった中国人(満族の人です。)に、「また戻ってくるから、
よろしくね!」と言って、戦病死した父が大切にしていた日本刀数振りを
防空壕に埋めたので、「できることなら掘り起こして、日本刀をもって帰っ
てちょうだいね!」とけんおじが無頓着にイェシャに頼みます。
イェシャは、そんなこと出来るわけないじゃん。と思います。
でも、イェシャは、けんおじのお母さんのためなら、日本刀の発掘はともか
く、幾山川越え、万難を排してミッションを成功させようと決心したのでし
た。
この話の詳細は、後日改めて報告します。


・・・とはいえ、この日は友人の鉄さんも仕事で相手にしてくれません。
トホ!、中国でバーチャル人間のイェシャが行方不明になっても、多分けん
おじは助けに来ませんよね?
ところが、朝ホテルに鉄さんが来てくれて、タクシーの運転手に事情を話
し、一人で金州まで行くことにしました。一安心です。


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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 08:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連7
今日からは、別の中国人の鉄さんと一緒に行動します。
この人も、日本に留学したことがあり非常に有能で、日本人と中国人とを
分け隔てなく接してもらえます。

一般に日本人は、お人好しでビジネスにおいても、契約書なんか気にせず
に、相手の中国人も同じ隣人で同じ考えだと思いがちです。
でも、これは大間違い!
相手の中国人にとっては(中国人に限らず、他の民族も)、ビジネスに
おいては、契約書が第一です。
彼らにとって日本人は、「鴨がネギを背負って、さらに包丁とまな板を担い
で、騙されにやって来る。」としか映りません。
実際、けんおじの同業者も、約10年くらい前に中国に工場進出して、
最終的には工場を乗っ取られた会社があると、イェシャは聞いたことがあり
ます。

この日一日いろんな事がありましたが、後日ご報告します。

夕食は鉄さんと一緒に、オールナイトのレストランで、飲茶風の食事をしま
した。
一番高い大連ビールと料理で、イェシャは大満足です。
最後にジャスミンティーをたのんだら、このお茶がものすごく美味しい!
鉄さんもこのお茶は美味しいと言います。
支払いの時に、鉄さんが金額をチェックしてくれたら、一番高い”料理”が
ジャスミンティー(約1,000日本円)でした。
お茶が美味しいはずです。

宿泊も別のホテルに変えました。
・・・そうしないと、帰国してけんおじに叱られます。
ただ、日本語は全然通じません。しょうがないので、英語で喋りますが、
ホテルで英語ができる人は1人しかいません。
でも、宿泊料金は安そうです。


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| けんおじ | 美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連 | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美穂の旅調「けんおじの旅」 中国大連6
大連へ戻り、一緒に夕食をすることにします。
「今日は何処へ連れていってくれるかな〜?」イェシャの頭の中は料理で一杯になります。

夕食は、今日も中国海鮮料理ですが、今日は海鮮しゃぶしゃぶです。
レストランに入ると、昨日と同じように、好きな魚介類をえらんで調理してもらい、部屋でしゃぶしゃぶにして食べます。
「ぅ〜ん!これは美味い。」イェシャは大満足になり、けんおじに感謝します。

紹興酒

今日も大連ビールで乾杯ですが、昨日とちがい紹興酒もでてきました。
この紹興酒が非常に柔くて美味い。

イェシャは、この紹興酒を持って帰ることにしました。
食事の会話の中で、イェシャは中国菓子の小麦粉で作ったもので●△◆?というお菓子を買ってくるように「けんおじ」に言われたのを思い出しました。
金、銀、銅さんに身振り手振りで尋ねると、「粘糕」というお菓子のようです。
銀さんが、それなら何処にでもある。紹興酒と一緒に大連空港に持ってきてあげると言います。
けんおじは、「なかなかこのお菓子は見つからないよ!」とイェシャに言いましたが、イェシャは「以外と簡単にあるじゃん。」と思いました。

食事が終わり、金さんと2人になると、金さんが「オーナーの鉛さんが来るので、一緒に飲もう。」と誘ってくれます。鉛さんが来るのを待って、ホテルのスナックに行くことにしました。

ここのホテルは、大連森ビルができるまでは大勢の日本人客が泊まっていたそうです。
ここの中にあるスナック「つつじ」で飲むことにします。
例によって、若い女性を横において飲みます。
会社オーナーの鉛さんは、日本で研修生として働いていたこともある気さくな人でした。

今晩でこの会社の人たちとは、さようならです。金さんと鉛さんに2日間のお礼を言って別れました。


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