ふるさとのお社(21)
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ふるさとのお社(21) 〜番外おさらい編〜
 
 
少(わか)くして学べば則(すなわ)ち壮にして為す有り。
 
壮にして学べば則ち老いて衰へず。
 
老いて学べば則ち死して朽ちず。   (佐藤一斎)

みなさん明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 ※みーしゃん 2011.01.26の脱稿です。
さて年頭からお詫びの御報告で申し訳ありませんのですが、昨年10月の大同窓会後の2次会の折に広言致しました本年2月18日の別府お泊まり会は諸般の事情により中止致します。

たぶん覚えていない諸君が大半であるとは思いますが心待ちにしていた方も中にはいらっしゃる(当の私もそうですが)かと。

まことに御気の毒に存じます。またの機会に望みをつなげましょう。

・・・などと無責任な話から始まった今年初めてのよんでみ亭の幕開けでございますが、おかげさまで“ふるさとのお社”シリーズも3年目を迎えることができました。これもひとえに皆さんの御贔屓の賜物(そこまでは・・?と思ってる?)と存じ上げております。まことにありがとうございます。

ところで長引く不景気のせいかここんところパワースポット流行りということで割とマイナーな神社仏閣でも結構な人出があるみたいで、ちょっとマスコミにでも出ようものなら混雑するぐらいの人気が集まるってのを昨年初めて経験しました。

少々古うございますが下の写真は昨年9月に写したものであります。

行楽日和の日曜ではありましたが、この行列であります。

石段のずーっと下から並んで待っております。

これはなんぞや?なんかのエベントかしら?と思って左手のおじさんみたいに並んだ行列をパスして登りつめてみると、

行列は延々と拝殿まで続いておりました。

名にし負う「高千穂神社」であります。と思ったほどには拝殿本殿とも大きくありませんでしたが。

しかしお正月でもあるまいしお参りするだけなのにこうやって何十分も並ぶのかしらね・・と思いつ横っちょから手を合わせておきました。(この不敬者!)

御祭神はニニギ之尊・このはなさくや姫・三毛入野命(神武天皇兄)など。

あとで伺えば九州のパワスポとしてここともう一ヶ所(不明)が有名雑誌に掲載されたとのこと。観光ルートにも入っているみたいで駐車場にもバスが溢れ老若男女を問わず押し寄せている感がありました。参拝だけならタダだしね。

ではもうひとつ。今度はお寺。

上は京都宇治の平等院鳳凰堂であります。10円硬貨にも図案化されておりますね。

下は中に納められている阿弥陀仏であります。正確に真東を向いて座っていらっしゃいます。

つまり池(阿字池)のこちら側から鳳凰堂を望めば即ち紛れもなく西方浄土を望めるという目的を持って、藤原道長の広大な別荘を息子の頼道が堂宇に改修したものであります。

その頼道も83歳を一期として身罷りますが、多分この阿弥陀仏の傍らに横たわり仏の御手に結ばれた五色のテープの一端を己が両手にしっかと握りしめ、お堂の四方を巡る沢山の飛天によって静々とまた厳かに極楽浄土へと導かれて行く我が身の幻を見ながら頼道は絶命したのでしょう。

なんという贅沢!その頃のチョーお金持ちしかできなかった最高の贅沢と謂えましょう。というのもこの頼道など50年に渡り関白を務めた1000年代1番の権力者であります。官位は従一位。国から莫大(只今なら何億というのを死ぬまで)な年俸と都に広大な土地が支給されるのに兄弟・子・孫に至るまで税金はタダ。というわけで我が寺で我が仏に導かれて死ねたのですから。

そんな事を考えながら紅葉の残る12月初めの宇治平等院を歩いたのですが、拝観料は900円(内部観覧含む)よ〜。ちょっと高くない?おまけに内部観覧に1時間も待たされて、いくら奇跡的に現代まで残った世界遺産とはいえねえ・・(他の広大な廟堂伽藍は楠木正成方と足利尊氏方の合戦で焼け落ちた)。

天台宗の寺と浄土宗の寺の共同経営ですってよ。

ま、それはそれとして栄耀栄華を誇った藤原摂関家も道長・頼道を頂点として時代は急転、摂関政治はあっけなく終わり院政の100年を経て武家の世へと移って行くのでありました。

ということで今回はおさらいを。

まず第1回目が高良大社でありました。御祭神は高良玉垂命。配祀八幡大神・住吉大神。御神徳は厄除け・延命長寿など。

垂玉命は明治までは武内宿禰説が有力でしたが一説に古代北九州で有力だったとされる水沼君、また一説に筑紫弦田物部祖天津赤星、また一説にニギハヤヒ!詳しくはまた後日。

第2回、水天宮。御祭神は天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮・二位尼。御神徳は安産・子授け・水難除けなど。

第3回が例外的に萩の松陰神社。御祭神はもちろん吉田松陰(と松下村塾々生)

第4回櫛原天満宮と北野天満宮。御祭神はもちろん菅原道真。御神徳は学業成就ですね。天満宮は久留米市内に多いです。合祀したものを加えれば25ヶ所を下りますまい。

第5回は伊勢天照御祖神社。御祭神が高良山のほうは天照大神で大石町がニギハヤヒであります。

第6回は特別編で伊勢大神宮でありました。

第7回、須佐能袁神社。

んで第8回が只今続行中の諏訪神社ということになっております。

ということで今年も張り切って参りたいと存じますので宜しくお付き合いのほど、ズズズイーッとお願い申し上げます。

それと時々飲み過ぎて、ちと海老ゾルことあるやも知れませんがそれもよろしくね! ではまた次回。

亭主敬白

| けんおじ | みのるの古文書談義 | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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