現代ビジネス:涙なしには読めない…武漢肺炎に最初に警鐘を鳴らした医師の「遺書」

2月11日の現代ビジネス(近藤大介氏)に今回新型肺炎で無くなった李文亮医師の記事が載っていました。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70351?page=2

その記事の中に、李文亮氏の遺書が載っており涙を禁じ得ません。

ご冥福をお祈りするとともに、以下その内容を転載します。


私は砂粒となる前に、故郷の黒土白雲のことが、また想い浮かんだ。子供の頃を何度想い返したことか。風は舞い降り、雪は真白だ。

生きられたら本当にいいのに。でも死ななければならない。もう二度と妻の瞼に触れることもできない。子供を連れて東湖の春の日の出を見ることもできない。両親を連れて武漢大学の桜を見ることもできない。白雲の深いところまで凧を揚げることもできない。

たまには、まだ生まれぬ子供の夢を見ることもある。彼もしくは彼女は、生まれるやいなや、大勢の人の中から私を探す。子供よ、ごめんなさい! 私には分かっている。あなたはただ、一人の平凡な父親だけを求めているということを。それなのに私は、いつのまにか平民の英雄になってしまった。

まもなく夜が明ける。私は去らないといけない。一枚の保証書を持って(李医師の病気を公傷にするという武漢市政府の証明書が出された)。これは、私のこの世で唯一の携帯品だ。


私を理解し、愛してくれた世間のあらゆる人々に感謝する。黎明の頃、私が山の丘を乗り越えるのを皆が待っていることを、私は知っている! だが、私はもう疲れ切ってしまった。

この世で、私は泰山より重くありたくない。また鴻毛より軽いことを恐れてもいない。私の唯一の望みは、氷雪が溶けた後に、皆々が変わらず大地を熱愛し、祖国を信じることだ。

春の雷鳴が鳴り響く頃、もしも誰かが私を祈念したいというなら、ごく小さな墓碑を立ててほしい! 別に偉大だとか書くことはない。ただ私という人間がこの世に存在していて、姓と名があって、畏れを知らなかったと証明してくれればいい。

墓碑銘に添えてほしいのは、この一句だ。

彼は生きとし生ける者(蒼生)のために話をした 〉

※蒼生:彼の奥さんのことです。

李医師

 

有馬冷子:兼定興産は福岡県工場試験所や福岡県総合農試(資源活用センター)との共同で難燃材用の難燃剤(不燃材・防燃剤)「有馬冷子」を開発しました。

兼定興産のHP:http://urban-green.jp もご覧ください。

| けんおじ | - | 11:34 | comments(0) | - | - | - |