★お父さんが夜寝ているのを見たことがない
★お父さんが夜寝ているのを見たことがない
 
「…でも、お父さんは、昼は真珠湾で船のエンジニアとして働き、夜も自分の睡眠時間を削ってガソリンスタンドや工事現場などでアルバイトをしていた。一日中働いて、ボクたち家族の学資や生活費を稼いでいたんだ。
 あのころ、お父さんは一体いつどこで寝ていたんだろう。命の限り働き、自宅に帰って来る時間がほとんどなかった。だから、ボクがお父さんに会えなかった のは当たり前だった。
その代わり、子供たちが約束を守らなかったり、何か悪いことをすると、どこからか現れ、思い切りブン殴った。自分が正しく生きているから、いいことはいい、悪いことは悪いと子供たちにもハッキリ教えることができたんだね。
 ボクは、この世で一番怖いものは、怒ったお父さんだった……
 あのお父さんの怖さは、相撲の親方なんかの比じゃない。ほかの兄弟たちも、お父さんのことを学校の先生よりはるかに怖がっていた。……お父さんがどんな思いで、自分たちの学資を稼いでいたか、みんなよくわかっていたんだ。ボクたちにとってお父さんの額に浮かぶ汗は、どんな名文にも勝る教科書だった。
 ボクは、子供の真の教育はそれぞれの家庭でされるべきだと思っている。ボクがそうだったように、だって両親以上に子供のことをよく知っている人間はいないんだもの。日本の子供たちが両親を尊敬しなくなったのは、お父さんたちが、子供を学校の先生まかせにして、ブン殴らなくなったからだ。ブン殴られなくなった、といった方が正確かもしれないけれども。
 ちゃんと殴れば、ボクたち兄弟のように子供はきっとお父さんを敬うようになり、また、簡単にキレなくなる。このことはボクが保障するよ。自分の子供なんだから、遠慮したり、敬遠してちゃ絶対駄目。さあ、お父さん、子供たちをブン殴ろう。思い切りガツンと。」

兼定興産のホームページ
http://urban-green.jp/
も覗いて下さい。 「屋上緑化」が満載です。
| けんおじ | ラグビーの先輩糸井清「金八先生」のHP | 20:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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