兼定興産社史 (35)珪カルの販売再開
兼定興産は昭和53年(1978年)当時は、住金小倉鉱化(現、住金リコテック)から生石灰集塵紛や生石灰の篩下(-4m/m)を購入していました。
当時の住金小倉鉱化は、住友金属小倉製鉄所へ納品する生石灰の焼成と、高炉スラグの処理を行っています。高炉スラグは主に路盤材に加工して販売していました。
この頃は巷は不況に突入していました。製鉄業界も不況モードです。そこで製鉄関連企業も製鉄所に頼らずに自立出来るように、新規事業を模索していました。住金小倉鉱化も例外ではありません。商社出身の中堅社員だった中村さんを中心に、スラグに付加価値を付けるべく珪カル(珪酸苦土石灰)肥料の製産を始めます。
当社にとって約10年ぶりの珪カル販売の復活です。
ただ、住金小倉鉱化は製品備蓄のための倉庫がありません。珪カルは1年の内で春にしか需要がありません。そこで兼定興産は鳥栖工場に150坪の鉄骨スレートの倉庫を新築し、更に国鉄南久留米構内の自社倉庫を新築し直します。
当初販売ルートは兼定興産のみで販売する計画でした。
しかし途中から福岡購販連(福岡県購買販売農業協同組合)他数社が加わりました。
当時の農業流通は、系統販売(購販連、経済連→農協(農業協同組合、JA)→農家)と系統外販売(兼定→農協(農業協同組合、JA)→農家、メーカー→小売店→農家)とに強く分かれていました。
福岡購販連は、後から販売ルートに名乗りを上げたにもかかわらず、販売ルートを兼定が乱すと言って、弊社を切るようにメーカーに圧力をかけます。
弊社は、福岡購販連なんか関係ない、福岡県内全農協のみでなく他県へも販売促進する。と主張します。結局地域を分けて販売することになりました。
住金小倉鉱化(現、住金リコテック)は、この後さらに肥料事業を進めて、生石灰肥料や配合肥料等の製産を始めます。兼定興産もそれに伴い、生石灰肥料や配合肥料を購入することになります。
JAにじ柿配合

兼定興産のホームページ
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| けんおじ | 創業60周年 兼定興産社史  | 22:03 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









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| アグリハート | 2008/03/10 5:49 PM |