ミーシャンのよんでみ亭 東海道五十三次めぐり(56)  
四日市から 石薬師へ 2里27丁

   〜六道めぐり その3〜

さてさて10月に入り、みなさまには如何お過ごしでしょうか?
※けんおじ注:ミーシャン2006-10-04の脱稿です。

手前事で恐縮でありますが、去る10月2日に行われました恒例48会ゴルフコンペにおきまして、わたくしOBを3つ叩いてスコアーが116でありました。先月の町内コンペではノーOBで120。・・・ああ、もう、ヘタですね〜。イヤになっちゃいますね〜。ゴルフセンスも無いのですね〜。ホントに取柄が無いですね〜。

「子曰く、後世(こうせい)畏るべし。いずくんぞ来者(らいしゃ)の今に如かざるを知らんや。四十五十にして聞(きこ)ゆる無きは、これはまた畏るるに足らざるのみ、と」(子罕篇)

うう。
後世は後輩のこと。これから出てくる若者を侮ってはいかん。どうして若い者が今の我々より優れていないと言えようか。・・・とここまではいい。納得いたします。問題は後段ね。
人間、四十歳、五十歳になって、世間や周囲から「この人あり」と知られ、その名が聞こえてくるようでなければ、一向恐れるに足りない、どころではない――のだそうです。
まいったなァ〜。孔子さんの言ってる意味はよく分かるんですが。
“取柄ナシ”に“聞こえるナシ”だったからなァ〜・・・。うううう。

というふうに嘆くばかりのわたしが善人しか渡れないという三途の川に架かる橋に辿り着ける筈もなく、「山水瀬(さんすいらい)」を死ぬほど!苦労して彼岸へと歩き渡ったのは死んでから14日目のことでありました。

途中、生前聞いていた渡し賃6文の三途の川の渡し舟も無けりゃ、死者から剥ぎ取った着物を木の枝にかけ前世の罪の軽重を計る「奪衣婆(だつえば)」にも出会いませんでした。
やっぱり冥途も時代によって様変わりするのかしらと思いつつ、それでも川の水に流されたか衣服はすっぱりと無くなって寒さに震えながら素裸で歩いておりますと、長い行列の最後尾に並ばされました。どうやら第2の審問みたいです。
生前ならば一服しながら前に並ぶ人と「いや〜待たせますねェ。これが旨いラーメン屋でもわたしゃ並んでまでメシ食おうと思いませんがね。それにしても旧共産圏の人たちゃ大変でしたですね、いつもこんなふうに並んだわけですから。」とかなんとか立ち話でもするところですが、当然そんな余裕もなく、これからどうなるのかという不安と寒さに打ち震えながらじっと自分の順番を待ち続けておりました。

ところで死んで“あの世”に行ってから7日ごとに審問を受けるなんてこと、わたし全く存じませんでした。
冥途には10人の裁判官がいるそうであります。
インドで誕生した仏教は中国に伝わりそれから日本に伝播したわけですので、その名前も中国風で、7日目が秦広王、14日目が初江王、次が宋帝王、五官王、閻魔王、変成王と続き49日目が泰山王。
これでいわゆる「満中陰」となって来世の6つの世界のどれかに生まれ変わるべく判定されるとのこと。
牛頭馬頭(ごずめず)の獄卒を従えた閻魔大王が法廷に引き出された死者を裁いて地獄極楽行きを決める、という冥途のイメージを子供のときに描いたままで、大人になってもそんなものだと思い込んでいたわたしはこの7回の審問の制度はなかなかすぐれたシステムではないか、これだったら過誤なく判決を下せるだろうな〜と考えていたところ、ハタと思い当たったのです。
「(仏教では)次の五戒を守ったか破ったかが冥途における判定の決め手である。」
  不殺生戒・・・みだりに生き物を殺めてはならない
  不偸盗戒・・・盗んではならない
  不邪淫戒・・・セックスにおいて淫らであってはならない。
        妻以外の女性と、夫以外の男性とよこしまな性交を
        してはならない
  不妄語戒・・・嘘をついてはならない
  不飲酒戒・・・酒を飲んではならない

あっちゃアアアア。            (つづく)

  【石薬師】〜石薬師寺〜
石薬師1

 現愛知県鈴鹿市石薬師町。左正面奥が石薬師寺。本尊はもちろん薬師如来。花崗岩を線彫りしたものだそうな。
この宿場は隣宿庄野とならんで旅籠数が東海道中最も少ない15軒(天保年間)。

石薬師2
     
 * 惚れて居るのになぜ志てくれぬ
        ぬしは木像かいしやくし *
 
 「薬師燈泰といへるあり
  此人生まれながらにして男根おやけさらに
  なへるといふことなくやや年ふるに志たがつて
  そのまら志だいに石となる
  是石薬師といふ濫しやうとぞ」

 書き入れ/アレもうそんないたづらを
      志ちやァいやだよウ

     /ちつとかきほぢつてあげやうソレ
      ほかほかとあつたかになつてきた

コタツの季節にはまだまだ早いですね。
それより6日は中秋の名月。月見しながら熱燗をキュ~ゥと。
ほかほかとあつたかうなりたいものです。

ではまた次回。      
                   亭主敬白

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