ミーシャンのよんでみ亭 六道めぐり(15)
六道めぐり (15)
   〜虞や虞や 若(なんじ)を奈何せん〜
           西安いいとこまたいとこ(前編)


はてさて8月に入りましたが皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。
 ※けんおじ注:ミーシャン2007-08-15の脱稿です。

まず、朗報であります。
去る7月18日、隣村のA氏がとうとう戻って参りました。
じつに4ヶ月半ぶりの帰還であります。長かったですね〜。
彼は入院中より口髭を生やし、スリムな体型に戻りかつて小郡で経営していた喫茶店時代の頃のような風貌になって、元気に『○○:お店』主人として復帰されました。いやもう祝着至極、まことにおめでとうございます。 

それにつけても、やはり健康が一番ですね。
ということで元気で遊べるうちに遊ぼうと思い立ち、ダンボール餃子事件で大騒ぎの中、中国は花の都長安、只今の西安へ行って参りました。

着いたのが夜9時。グッドタイミングなことに晩御飯は餃子宴ということで、いろんな餃子(アヒルの形をしたアヒル肉のギョーザとか)のオンパレード。なんでも餃子は西安名物だとか。おいしく頂きました、紹興酒で流し込みながら。
西安1

西安といえば、西周・秦・漢・隋・唐の都があったところであります。
郊外には、バスの車窓から見ても小さな土盛りから結構な大きさの小山まで点々とあり、これがすべて墳墓だそうな。大きなものは勿論古代の皇族の陵墓ですべて盗掘済みの上、少しずつ掘り崩され庶民の建材として再利用されておりました。

でお定まりの、中国古代最大(ということは世界最大ね)の墓たる始皇帝陵の陪葬坑に作った兵馬俑坑博物館を見学。6000体やら8000体やら(どっちでもいいけど)ガイド本の説明が一定していない陶俑の行列にやはり感動いたしましたが、世界中から押し寄せてきた観光客の混雑にもビックリ。おまけに暑いわ(37度)ホコリっぽいわで酸欠になりそうでした。
西安2
西安3

帰りに立ち寄った始皇帝陵のほうは何にもないただの小山でしたが、しっかり入場料取られたので頂上まで登って参りました。上も何にもなかったけど。
西安4
            
この始皇帝陵、まだ政府も発掘をしてないという公式発表(ということで未発掘。保存技術が及ばない由)なんですが、本当でしょうかね?秦が滅んで2200年も経ってるし、第一「史記」には劉邦とともに秦を滅ぼした項羽が将兵30万人を使い30日かけて盗掘したと書かれております。(もっとも中国人の話はスケールがデカ過ぎて今ひとつピンときません。この始皇帝陵にしろ罪人70万人を動員して作らせたそうですし、項羽が咸陽(西安郊外で空港がある)の宮室を焼き討ちにしたらその火が3月の間消えなかったというから3という数も好きなんでしょうね、例の白髪三千丈という話もあるし)まあ、永遠に未発掘のほうがロマンがあってよろしいかとも存じます、我が朝の仁徳天皇陵のごとく。
項羽といえば降伏した秦の将兵20万人!を穴埋めした冷酷漢ですが、また太っ腹で詩人でもありました。垓下の戦いで劉邦に破れ、四面楚歌のなか項羽はこう歌いましたね。これも高校の漢文の授業で習いましたな。
   力 山を抜き  気は世を蓋(おお)う
   時 利あらず  騅(すい)逝(ゆ)かず
   騅逝かざるを奈何(いかん)すべき
   虞や虞や 若(なんじ)を奈何せん
破滅を悟った男の寵姫虞美人に対する切々たる思いが伝わって参ります。時に紀元前202年。我が朝はいまだ弥生時代であり日本人は文身(いれずみ)しておったそうな。
ちなみに虞美人草はヒナゲシなんですってね。

とかなんとか中国とわが日本をあわせ考えつつ旅は続いていくのでありました。
(つづく)

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| けんおじ | よんでみ亭 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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